余命10年を見ました。
余命10年を見ました。
朝霧さんオススメ度 ☆☆☆☆
今回は余命10年です。
です。
124分。ちょうどいい長さです。
3月11日に見に行って、それから入場者プレゼントがもらえると聞いて、26日見に行きました。
11日も満席に近く、この前もいっぱいでした。
これがもらった入場者特典です。
うん、確かにエモい!
では気になる内容をどうぞ!
主人公の小松菜奈が演じるのは茉莉。
20才です。
彼女は数万人に一人レベルの病気になります。
10年以上の生存率はほぼ0に等しいです。
短大にいたんですが、病気発症して退学してずっと入院します。
劇中では2年振りの我が家、と言ってましたね。
そんな時に中学?の同窓会のお知らせ。
茉莉は、これに参加しようと決めます。
だって、中学の時の人たちは彼女が病気ってことを知りません。
参加するとそこで和人って人(坂口健太郎)と急接近。
ある日、和人は自殺を図って、大けがします。
その治療の時、茉莉がお母さんと病院にいるのを見かけます。
これをきっかけにさらに仲良くなって。
ある日茉莉に好きって想いを伝えた和人。
でも茉莉はまだ病気を隠していますが、残念なことに体調が悪化。
倒れてしまい、お父さん(松重豊)に病気を知らせれます。
でもまさか死ぬとは思わなかったんですよ。
年月は経ち、二人は恋人になります。
プロポーズの翌日、茉莉は別れを決心します。
もう、和人君には会わない。
だって、辛くなるよね。
別れてからお互いの道を歩み、クライマックスへ。
茉莉の気持ちは余命10年、と言うタイトルの本に全て書いてあります。
後半で伏線が繋がった時、あなたはラストに涙する…。
ってな感じでしょうか。
では見どころ。
冒頭のシーンで茉莉はある女性からビデオカメラを託されます。
その人も恐らく同じ病気で血縁者だと思います。
そのビデオカメラには入学式が録画してあります。
きっと、ここまで生きることが出来た、記録にしたかったのでしょう。
茉莉もその思いを継ぎ、作中要所で回します。
でも最後みんな消して行くんですよね。
一つ一つ振り返るように…。
このビデオカメラのシーンもポイントだど思います。
恐らく、茉莉と和人の関係性を表してます。
最初の再開にシーンから別れる直前のスキー場のシーンまで。
その過程に注目してもらいたいです。
そして、言う必要もないですが、茉莉の出版する余命10年。
何が書かれているのか、和人に伝えたい本当の気持ち。
それは映画でご覧ください。
それと、出演する人が素敵な人ばかり。
和人のバイト先の店主がリリーフランキー。
そして、音楽がRADWINPS。
この歌声が涙を誘います。
主題歌 うるうびと
です。
Spotifyでお気に入りしちゃいました。
ちなみに、この余命10年は原作もあります。
著者 小坂流加
余命10年
文芸社文庫より出ています。
映画と内容は少し違いますがもし良ければご覧ください。
今読んでますがこっちは趣味にコスプレがありますね。
コスプレシーンも見たかった…。
著者の小坂流加さんは刊行前に亡くなっています。
それもまた、涙を誘います。
映画化されるなんて思いもしなかったですよね、きっと。
みんなの胸に想いは届いてます。
入場者特典はすぐなくなっちゃうので欲しい方は急いで映画館に行ってくださいね。
恋する寄生虫に続き、また小松菜奈は死んじゃうけどこっちもいいのでオススメです。