アンビュランス を見ました。
アンビュランス を見ました。
朝霧さんオススメ度 ☆☆☆☆
今回はマイケルベイ監督の映画、アンビュランスです。
3月25日公開。
137分とちょっと長めです。
では簡単にあらすじをまとめますね。
主人公ウィルは妻の手術費を準備するために、血のつながらない兄ダニーに相談します。
そこで銀行強盗をすると言われ、銀行強盗をします。
ですが、マークされていてあっと言う間に追い詰められます。
その時に逃げる作戦で思いついたのが救急車を乗っ取ること。
でも中には、ウィルに撃たれた警官と救命士のキャムが乗っていました。
ここからどうやって逃げるのか…。
警察と兄弟二人の戦いを描いた作品となっています。
では見どころ。
まず、二人のバックグラウンドを。
ウィルは元海兵隊でダニーは銀行強盗犯です。
ウィルは軍で鍛えた射撃、作戦立案、運転技術などすごいです。
ダニーは大学時代に警察の作戦を学んだらしく、警察の読みが分かります。
ここで、大学時代の同級生が相手のFBIかな?銀行強盗専門の組織のトップになっていて、駆け引きを楽しめます。
そこも見どころポイント。
そしてマイケルベイ監督らしいカメラワークにも注目したいところ。
カメラの切り替えが上手なので見ててハラハラドキドキです。
救急車で逃げるのでカーチェイスのシーンがしょっちゅう出てきます。
高速を逆走するシーンだったり、警察から逃げるシーンはどれも見事です。
中盤からダニーが逃げるために仲間やマフィア?みたいな人たちに協力を依頼します。
その作戦も見事。
救急車を同時に出してかく乱する作戦。
中には爆発させたり、車をラジコンみたいに遠隔操作にして、そこにガトリング砲乗っけて、警察を襲ったり、面白いです。
キーポイントとなるのが、負傷した警官を殺さないように生かすこと。
それを救命士のキャムが頑張るのですが、警察の作戦をバラしたり、逆に警察に情報を流したりと二転三転とします。
最後の、自分で(間違って)撃ったウィルを誰も助けようとしなかったけどキャムは助けましたね。
よく、人質は犯人と共感する(ストックホルム症候群)、なんて言いますけど、そうだったのかもしれません。
久しぶりのいい作品に出合い、☆4評価としました。
ただ、救急車で逃げるだけなのに、2時間も尺どうやって伸ばすの?なんて思ったけれど、そんな心配は無用でした。
本当に面白かったのでぜひ見てくださいね。